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​鷲のごとく

  • 執筆者の写真: AICF Japan
    AICF Japan
  • 2024年11月1日
  • 読了時間: 2分

鷲の生態は興味深いものです。それを知ると、詩篇やイザヤ書でしばしば鷲が取り上げられている理由がよくわかります。鷲は、キリストを象徴するものであり、キリストに望みをおく者の姿でもあります。


鷲の寿命は約70年程ですが、40年頃が一つの節目となっているようです。その時ある選択をすれば、さらに30年程生き伸びることができます。その選択は、決して容易なものではなく、過酷なものです。40年も経つと、獲物を掴む鋭く長いはずの爪はぼろぼろになて、またくちばしもずいぶん傷んで衰え、さらに身を覆う羽毛や翼の羽は汚れて重くなり自在に飛ぶことが難しくなってきます。そこでこの節目の年に二つの選択肢から選ばなければなりません。一つは、そのまま衰えて死んでしまうこと。もう一つは、過酷な痛みを伴って“変わる”ことです。


この変わるプロセスは、まず高い山の頂上付近まで行って巣を作り、そこで衰え傷んだくちばしを、繰り返し何度も岩場に打ちつけて砕いてしまいます。そして新しい鋭いくちばしが生えて来るのを待つのです。新しいくちばしに生え換わると、そのくちばしで古くなった爪を引き抜くそうです。そしてさらに新しい爪に生え換わるのを待ち、生え換わると、その爪で体中の古い羽や羽毛をむしり取り、抜いてしまうのです。その間、肉体は弱まり、食べることもできず、やせ衰えてしまいます。しかし、このような時期を経て、すべてが新しくなった鷲は、さらに30年を生きるのです。


キリストは自らの命を十字架に打ち付け、過酷な痛みと苦しみに耐え、その命を惜しまず捨てました。それは永遠に渡る新しいいのちを、すべての者に与えるためでしたが、それによってご自身が永遠の王座に着座されました。私たちも、世の命でなく、さらにすぐれた永遠のいのちのために、古い自分を日々捨てて、主を待ち望み、鷲のごとく高くを舞いながら、生きて行きましょう。

Pastor Takeshi


 
 
 

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