新しいことを
- AICF Japan
- 2023年9月1日
- 読了時間: 2分
早いもので今年の半分が終わりました。たいていの事は終わってみると早く感じられるものです。半年の間に公私に渡って様々なことが起こり、「あっという間に半年が過ぎた」という印象があるのではないでしょうか。 私たちは元来、新しいことを好まないものです。退屈なのはイヤですが、簡単スムーズに問題なく、物事が進んでくれることを好みます。このような願望は、自分が中心にいてすべてが思い通りに進んで欲しいという自己中心の性質によるものです。 他方、新しいことは、私たちにそれまでの行動を修正することを求め、私たち自身がそのことに適応するように変わって行かなければなりません。また、新しいことは慣れないことなので、緊張しますし、心地悪くもあります。だから、人は新しい物事に憧れたり、それを願いはしても、実際に新しいことに適用しなければならなくなると、それを好まなくなるのです。 新しいことは成長して行く上で必要不可欠のものです。いつまでも心地良いところに留まるならば、ただ老化して行くだけで成長はできません。しかし様々な新しいことに自分が適用して行くことを選び取って行くなら、その度に私たちの心は深められ、拡げられ、成熟したものに成長させられて行くのです。 神さまは、私たちに毎日新しいものを用意して下さっています。注意して見ると、その新しい恵みは日々用意されていることを発見できるでしょう。家の中に、学校の中に、職場の中に、そしてもちろん教会生活の中にも。 2023年の後半も、私たちが成長を続けるように、神さまは様々な新しいものを提供して下さるでしょう。実際には、私たちはその時戸惑ったり混乱したりするかもしれませんが、主イエスの前に身を置いて静かに考え祈り、それが主が私たちを新しい成長の領域に導かれていることを知りましょう。確かに、私たちは主に導かれて、主のごとくに成長するために生かされているのですから。 Pastor Takeshi
Comments